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東園寺所蔵書画

雲居希膺禅師 法語「凡夫即是佛 煩悩即菩提云々」

古梁紹岷禅師 「本立而道成」

凡夫即是佛
煩悩即菩提
虚頭禅客作邪解云
不断悩(下)煩到菩提矣
阿呵呵
六祖大師再釋不云乎
前念迷即凡夫
後念悟即是佛
前念著境即煩悩
後念離境即菩提
希膺(花押)

凡夫即ち是れ佛、
煩悩即ち菩提。
虚頭(ことう)の禅客、邪解を作(な)して云く
「煩悩を断ぜずして菩提に到る」と。
阿呵呵。
六祖大師、再び釋して云わずや、
前念迷えば即ち凡夫、
後念悟れば即ち是これ佛。
前念、境に著すれば即ち煩悩、
後念、離を境ルレバ即ち菩提。
希膺(花押)

「凡夫即ち是佛云々」(『六祖壇経』巻下説般若波羅蜜門)と聞いて、虚頭の禅客(うわすべりの修行者)は「煩悩を断ぜずして菩提に到る」(『維摩経』弟子品)などと、修行不要とばかりに振る舞うが、六祖慧能大師は「前念迷えば即ち凡夫、後念悟れば即ち是これ佛。云々」(一念でも迷えば凡夫で、一念でも悟れば佛である。一念でも外境(外の対象)に執着すれば迷ってしまい、外境に惑わされなければ悟りなのだ。)と続けていることを見逃してはいけません。
綿密な雲居禅師らしい法語。凡夫(愚かな人、一般の人、凡庸な人)が即ち佛、煩悩が即ち悟りとは言いますが、それに気付く為には不断の努力が必要です。

阿呵呵は「とんでもない心得違いだ。」という意味。四行目「悩」の横に「下」とあるのは、「煩」と「悩」の順序が逆になっている事を表しています。
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