夏にかかりやすい病気は無理をしてしまうと、２次感染や重症化し長引いてしまう事があります。最悪の場合、命に関わる場合もあります。７月には楽しい夏休みも待っているので、症状にいち早く気付き、体を休め楽しい夏休みを迎えられるようにしましょう。

【プール熱】
症状…
四〜五日続く高熱、喉の痛み、結膜炎が特徴です。頭痛や吐き気、下痢を伴う事もあります。ウイルスにかかった子供の唾や鼻水、目やにや便等が感染源とされています。頻繁にプールに入る夏場に流行し易い病気です。時に肺炎を起こす可能性もあります。　

対処法
専門機関を受診します。自宅では涼しい所に寝かせ、喉越しの良い物を与えます。 ※症状が消えても二週間程はウイルスは鼻水や便の中に出るので、その期間はプールは避けましょう。予防策として、プール後はよく目を洗い、他人とのタオルの共有を避ける事です。


【ヘルパンギーナ】
症状…
高熱、喉の痛みが特徴の夏風邪です。急激な高熱・口内炎や水泡・咽や口蓋垂の炎症症状はヘルパンギーナの代表的な３つの症状と言えます。ウイルス性感染症であり、熱が下がらない場合は髄膜炎等の合併症を発症する危険があります。可能性がある場合は早めに病院の診察を受けましょう。

対処法
水分補給を十分に行い、プリン等?まずに飲み込める物を与えます。高熱が三日以上続く場合は再度病院へ。

【熱中症】
症状…
発熱、嘔吐、頭通、痙攣、めまい、動機、汗をかかない等の症状があります。自覚症状がない事も多いので、子供の様子がおかしい、ぐったりしていて元気がない、呼びかけてもぼーっとしている等の症状があれば、注意して下さい。

対処法
日陰の風通しの良い場所に寝かせ、吐き気や嘔吐がなければ水分を摂らせます。濡れタオルで体を拭いたり、風を送り体温を下げる方法も効果的です。
※長時間日なたで遊ばせない事やこまめに水分補給をする事で予防出来ます。又、外出時は帽子を被る事を忘れずに。