御入園・御進級おめでとうございます。四月になり、新たな生活が始まろうとしています。在園児は一つ上の学年に、新入園児は初めての集団生活が始まります。新しい友達や教師と心を通わせる中で大切な事は挨拶です。挨拶をする事でお互いの気持ちが通じ合う事と思います。
中央幼稚園では挨拶をする際、手を合わせる「合掌」をします。「合掌」とは手を合わせる事です。左右の掌を合わせ中指の先がちょうど鼻の頭の高さぐらいまで上げます。合掌は、お寺やお墓、お仏壇にお参りする時、又食事を頂く時等、感謝の心を表す感謝の行いとして大切だとされています。又多くの人の平穏な幸せを願う意味もあるのです。
法とは、仏の教えを聞く事です。人の話を聞くという事は、集団生活に於いてとても大切な事です。友達や教師の話を聞き、様々な刺激を受けたり、学びを得たり、相手の信頼を得るのです。集団生活に於いて、人と話しをする事はもちろん、人の話を聞く姿勢も養って欲しいと思います。
新入園児にとって初めての集団生活は、期待と不安でいっぱいの事と思います。手を合わせて挨拶をする事で、友達や教師との信頼関係を築き、園生活に親しんで欲しいと思います。又、在園児は改めて園生活に於いて手を合わせて挨拶をする事の大切さを感じて欲しいと思います。
園生活に於いて、友達との関わりを深め充実した日々を過ごせる様、保育にあたって行きたいと思います。
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