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おさなご 9月号 平成25年10月更新

いただきます

 

 収穫の秋。何を食べても美味しい季節ですね。まっ、私の場合、食欲は年中無休!また、今の世の中は、必要であればインターネットなど様々なツールを用いて、四季を通じて好きな食品が手に入る時代ですから、昔に比べたら季節の食品という感覚は乏しいのかもしれません。

 それでも、やはり季節の食品はその好時節に食してこそ、美味しさもひとしお。自然のサイクルで収穫され提供される食物には美味しさだけでなく、私達の身体が上手く寒暖に対応出来るような栄養素をも齎(もたら)してくれるのでしょう。  

 先日、園児達に「ご先祖」の話を致しました。命というたからものは、何代も何代も命のバトンタッチが繰り返され、私達のところに到達しているという内容のお話です。二年前の大震災の際に、過去に発生した大地震についても検証がなされていました。我々の先祖が、当地に居住していたかは分かりませんが、震災だけでなく、干ばつや戦等、多くの苦難を乗り越え、ここに命が伝わっている事は容易に想像が出来ます。
 そして、命が維持と継承を繰り返す中で、食べ物という他の命を頂戴したのかと考えると、計り知れない自然の恵みと、偶然とも言える「縁」によって私達の命は繋がれて来たのだと実感出来ます。  

 仏教を保育の根幹とする塩釜中央幼稚園では、当然ながら手を合わせ、給食を頂戴しています。日本文化は食べ物を「頂く」という素晴らしい観念を持っています。これが命の教育の第一歩です。幼稚園の保育や仏教行事、さらには自然と不可分である日本の伝統行事を通じて、子供達の心に命の尊さと豊かな心が育まれる事を念願します。

 


園長 千坂 成也

 
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