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生命尊重（せいめいそんちょう）…生きものを大切にしよう。 |
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今月の保育のねらいである【生命尊重】は、生命を大切にしようという意味です。
地球上のすべての動植物には「いのち」という物が一つずつ平等に与えられて日々生きています。幼稚園では先月、年長児はトマト、年中少児はアサガオの種蒔きを行いました。「これはアサガオの赤ちゃんなんだよ」と教師に教えられると、「大きくなったら、どういうお花が咲くのかな？」等と言っていた子供達。朝、登園して来ると真っ先に自分の鉢やお友達の鉢を見に行き、芽が出て生長していく様子を喜び、教師に報告する等、今後の成長に期待を持つ姿が見られ、食物のもともとの形や、生長の過程を知る良い経験となることでしょう。
又、私たちは食事の前に「いただきます」と手を合わせて挨拶をします。それは、他の動植物の命をいただいて初めて自らの命を維持できている為、感謝の気持ちを表したものだと考えられています。作ってくれた人に感謝する事はもちろん、食物に感謝の挨拶をしてから食べる事も忘れてはいけません。幼稚園では好き嫌いをし、給食を残す姿も見られますが、「みんなのエネルギーになるんだよ」と、動物や植物のいのちを無駄にせず、有り難く頂く事を伝えています。
今後も命や生きものを大切にする気持ちを培っていけるよう心掛けて保育していきたいと思います。
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