令和七年十二月発行
「自分の道」
世尊は入城、乞食
迦葉は一生、頭陀
百丈は一生
一日作さざれば一日食らわず
薬山は一生
自ら其の髪を剃り、自ら其の食を調(ととの)う
汝は作麼生
希膺(花押)
瑞巌寺中興開山雲居国師の墨蹟で、内容は他の誰かの書を写したものではなく、雲居国師のオリジナルです。
お釈迦様は父王が王族の出身である息子が城内で乞食することに嫌疑を示したが、故郷のカピラ城でも托鉢の行を怠らず、お釈迦様の法を継いだ迦葉尊者は人里離れた場所で小欲知足の修行に邁進した。禅宗の生活規範を作ったという百丈禅師は「一日作さざれば一日食らわず」という金言を遺して生涯作務を怠らず、薬山禅師は数百人も弟子がいたというのに、弟子達の手を借りることなく自ら剃髪して自ら食事を作っていたと言う。お釈迦様、迦葉尊者、百丈禅師に薬山禅師、それぞれにその本面目に従いそれぞれの為すべきことを為している。さあ!君はどうする?
お釈迦様も迦葉尊者も百丈禅師も薬山禅師もみんな頑固だったんでしょうね!しかし何事かを為すべく自らを高めたいなら頑固さも必要でしょう!雲居さんは「君はどうする」とおっしゃっていますが…。自分は大した目標も無いから人に嫌われないように穏やかに生きるよ!と思っているアナタ!それもまさに「自分の道」です。後悔の無い人生を過ごしましょう。
















